教育研究家の日記

教育研究家による備忘録

考えたくなる題材 円周と直径

円周÷円周率で直径が出る。

 

今回の実践のポイント

〇直径を出す必然性がある問題設定

〇3.14の九九を覚えたいという声が子どもから出たこと

 

 

「20人が1m間隔で並ぶ大きさの円を校庭にかくにはどうすればよいか?」

 

子どもの反応

20人が1mずつ並べばいいんじゃないの?

でもぐにゃぐにゃしちゃう

ひもとカラーコーンとスコップでできる

 

    隣と相談

 

円の大きさは20mになる

円の大きさって?

この周り、円周のこと

なるほど、円周は20mということはわかったね

 

それからどうしよう。

 

直径×円周率=円周でしょ

だから□×3.14=20 とできる

おー!

 

すると□はどう求められるだろう

わり算をする

20÷3.14ででる

おー、計算が面倒、、、

 

6.36・・・・

約6.4m

 

じゃあどうすれば円を書けるの?

 

円を黒板に書いて、長さを書き込む児童

ここが6.4mにすればよい(半径に6.4とかきこむ)

おしい、6.4は直径だよ

あーそっか。3.2mにすればよい(半径に3.2mとかきこむ)

 

まとめ

円周÷円周率をすると直径が出る

 

適用題

÷3.14の計算にてこずる子どもたち

一人の児童がいいこと思いついた!

3.14×1から3.14×9の計算をし、ノートに残しそれを見ながらやる

おーめっちゃ楽になった。

なになに?

先書くといいよ

ほんとだ!

3.14の九九みたいだね。

覚えるといいね。