円と正多角形の導入
5年算数「円と正多角形」の導入
準備物 図形の形に切った紙
用意した図形
正三角形 直角三角形 正方形 ひし形 正五角形 五角形(ホームベース、ぎざぎざ)
正六角形 六角形(すべての角が同じだが長さが違うもの)
展開
1.図形の分類クイズ
・黒板にA,Bと分け、図形を貼っていく
①A 五角形 B 五角形でないもの
②A 直角があるもの B 直角がないもの
③A 全ての角が等しいもの B それ以外
④A 全ての変が等しいもの B それ以外
⑤A 全ての角も辺も等しいもの B それ以外
2.正多角形の定義をおさえる
子どもの反応
①先行学習している子どもをひっかけるために正五角形をまずAに「わかった」と言う声をよそにホームベース型をAに貼る。
すると、「あれ?」逆に算数苦手な子が発言「五角形!」
②正方形をAにするところからスタート。ホームベース型がAになったとき、「え?」という声。
直角三角形を貼り、ペアで話し合わせ「直角がある!」
③先行学習している子は、いつ正多角形をしかけてくるかワクワク。Aに正三角形、正方形、正五角形を貼った時点で、ついに来たという顔「正多角形!」、にこにこしながら六角形(すべての角が同じだが辺が異なるもの)をAに。「あれ?」との声。近くで相談させるがわからない。次に長方形をAに貼る。そこで「あっ!」という声多数。「すべて直角がある!」
④同じく正多角形から始まり、ひし形をAに。子供たちは角の次だからと待ち構えていた「辺が等しい!」
⑤このころになると、先行知識ある児童とまったく初見の児童の差はない。正多角形をAに、それ以外をBにはり、「すべての辺と角が等しい!」
2.正多角形の定義をおさえる
⑤のような図形を正多角形というんだよ。「なるほど!角だけ、辺だけじゃだめ」と深く理解していた。
C:「じゃあ正百角形もあるの?」
T: 「100個の辺と角がすべて等しいから・・・」黒板にそれっぽく書いていくと
C:「ほぼ円じゃん!」
T:「実は正多角形と円は仲良しなんだよ」
C:「えっ?どういう意味」
T:「そのへんは次の算数で」
C:「え、どういうこと?」