教育研究家の日記

教育研究家による備忘録

調べる まとめる 共有するを45分で 主体的・対話的で深い学びを目指して

iPadによる実践

単元名「わたしたちの暮らしと国土」

iOS11からスクリーンショットに直接編集できる機能が追加された
iPadでスクショすると左下にスクショの結果が表示され、それをタップすると書き込みができる。

 

 

その機能を使い「災害を防ぐための施設、まちづくり」を調べていった。

使用機器
 iPad10台(4人に1台)
 50インチディスプレイ
 lightning ケーブル HDMI接続
 wifi環境

本時目標
 自然災害を防ぐために様々な取り組みがされていること(公助)を理解する

展開
1 となりの市長村の「津波避難タワー」の写真から導入
2 他に自分たちのまちでの取り組みを調べてまとめる
3 全体で発見を共有する

授業の実際
導入
 津波避難タワーを提示。「何?滑り台?」「プールの飛び込み台?」などの声
 新聞記事を提示し、となりの市町村の津波避難タワーということを確認
 他に自分たちの住むまちでそういった施設、まちづくりはないかを予想する
 「津波避難ビル」「ハザードマップ」「堤防」などがでる
 どんな災害があった
 「津波地震、洪水、土砂災害、噴火、雪崩、台風、大雨」などが出され、
 防災や減災のための施設やまちづくりを調べることを確認
 スクショのやり方を伝える 蛍光マーカーなども活用するように伝える

調べ、まとめる
 各グループにわかれてwebで情報収集
 ※情報を選びすぎず、見つけた情報はまず撮っておくことを伝える
 難しい言葉が多く苦戦する児童多数
 自分で理解できる言葉やキーワードのみを抜き出すことを伝える
 蛍光ペンを多く活用していた
 各グループ二つ程調べられたところで全体共有

全体共有
 50インチディスプレイに接続し、カメラロールからスクショ写真を提示して説明
 シンプルに発表できるグループ、全部読もうとしてつまるグループが出る
 発表を聞きながら板書に残していく
 板書したものをもとに授業の振り返り、身近にもたくさんあることがわかった。

実践を終えて
 直感的に操作でき、スクショに簡単に書き込めるのがとてもよい
 調査に時間がかかった。サイトを例示するか、キーワードを示すとよい